それでゐて狡く逃げるさまはまるで腐ツた大人だ。
何時も台風を何とかやり過ごしアーよかツたと安堵し其れでおしまひの莫迦を、良い加減絶滅させねばならない。
わたくしの脳(能)などは僅かばかりなのだ。
最早経験不足とは云ふてゐられないだらう。
さうしてけふ、又も家を無くしかけるなど、何と愚かな。
わたしは何処で生きてゆけば良いのだらうか。
本當に、色々な場所で望まれた、其のやうに、このわたしが、成れるのだらうか。
昔はまだ素直な娘であツたのに、何時の間にかコンナにひねくれた心臓になツてしまふた。
理由のない反抗なンか愚かさを露呈するだけだ。
こンな中身の無い文を綴るのも。